年明けから雛人形のCMが流れ出し、もうすぐひな祭りですね。先週、ママ友のおひな様 選びのお供をしてきました。
昨年の日本人形協会のお下がりNGマンガの件や、親として思う事がいろいろあったのでまとめます。
お雛様はいつから飾る?
節分の翌日、立春2月4日ごろから中旬の間。天気とお日柄の良い日に飾ります。
7段飾りなどの大掛かりな設置は、湿気が少ない晴れた日の方が換気ができて良いです。近年流行りのコンパクトタイプなら、休みの日など親の都合の良い日で仏滅を避ければ大丈夫です。
お雛様の選び方は?
予算、飾る場所、何歳まで飾りたいかを考えるとだいたい絞られます。
現代の流行りはとにかくコンパクトで、親王飾りのみから三人官女までが多いです。
ケースタイプがほとんどで、台にしまえる収納飾りが次に人気があります。昔主流だった7段飾りは、売り場に並んでいないこともあります。
着物の織や色の格、細工の技法など専門的なことをあげるときりがないですが、
お顔の表情、全体の上質さを基準に、気に入ったものを選べば良いお人形に出会えます。
お店で見比べてみると、一般人でも細工の良し悪しは分かります。
特に十二単のふんわり感は上記↑↑の写真でも分かり易いです。
お雛様はどこで買う?
専門店
年明けから雛人形のCMが流れてますね。地域によりますが「人形~の久月~」「顔が命の吉徳~」のキャッチフレーズが私の地域では印象的です。
専門店ならではの品揃えと、販売員の商品知識を聞くのは足を運ぶ価値があります。
量販店に卸している専門店だと定価を全国で統一していますが、販売員との交渉で値下げ可能な店舗もあります。量販店で同等のものを買うよりは、安い傾向にあります。
都内だと浅草橋が有名です。
駅を降りると人形の町という感じかあり、聞いたことがある人形店が軒を連ね、1~4月は節句人形で賑わっています。
雛人形や五月人形だと赤ちゃん連れの家族がお客様になるので、オムツ替えスペースや授乳室を完備した店も増え子連れでも行き易くなっています。
特に吉徳さんはお高いけれど日本文化として見ごたえがあり、買う気が無くても見ていて楽しいので、ぜひ都内近郊の方は寄ってみて欲しいです。
量販店
アカチャンホンポ、トイザらスなどのベビーショップ。イオンやヨーカドーなどの大型量販店でも販売してます。近所で現物の人形が見られる貴重なお店だと思います。
ポイントが増える日や、商品券を駆使してお得に買いましょう。
製造元
おすすめです。上質なものがお手頃価格で買えます。しかし都合よく近所に製造元がある人は少ないと思います。
通信販売
一番のおすすめです。口コミと拡大写真で吟味すれば、お手頃価格で上質なものが手に入ります。全国に配送可能。被布などおまけが付くネットショップも多いのでお得です。
おそらく、写真通りの品物が届くが不安な方がいると思います。しかし、店舗で購入しても展示されている物はサンプルで、現物を持ち帰ることは人気作家の1点ものくらいです。
着物の折り目や小道具の木目などは写真と異なることが多いですが、ネット通販でも店舗販売でも同じです。
お雛様は作れる?
お雛様は本来、購入必須ではありません。女の子の幸せを願て作られていたものです。立ち雛や吊るし雛は、手作り雛のなかで人気ですね。
真多呂人形公式HP https://www.mataro-doll.com/products/detail/20035
数千円で手作りキットが買えますし、吊るし雛は和柄の布さえ持っていれば手作りに挑戦しやすいです。
心のこもった世界に1つだけのお雛様も素敵だと思います。
お雛様はもらう? お下がりでも大丈夫?
昨年は日本人形協会の、お下がりNGの漫画が話題になりました。
日本人形協会 公式HPhttp://www.ningyo-kyokai.or.jp/manga/index.html#content01
厄を女の子の代わりに受ける人形なので、1人に対して1つのお雛様が要るそうです。
人形を売りたい人形協会の事情は分かりますし、昔の人形に厄を受けさせる文化も分かります。しかし、個人や各家庭の方針と信条によってはべつに構わないと思います。
母親から娘へのお下がりは、母親と家族が良けれは私は賛成です。
注意すべきは、伯母や親せきなど母親以外からのお下がりです。お下がりが要るかどうか、聞くのも失礼かもしれません。
そもそも、お雛様は要らない?
毎年2月から3月3日まで1ヶ月間飾って、その間は部屋が狭くなります。子供はしゃげなくて窮屈です。
また当日に親はお祝いの料理を用意したり忙しいのに「早く片付けないと嫁き遅れる」と片付け作業の手間が辛いです。
また、子供が勉強や部活で忙しくなっても「仕舞ったままではいけない 飾りましょう」。などと決まり事が厳しいです。
進学や成人の機会に飾らないと決めても、人形供養の手配は手がかかります。
壁掛けタイプのお雛様や吊るし雛を選ぶ家庭もあり、買わないことを選ぶ家庭もあります。
お雛様 まとめ
ひな祭りのおひな様は買っても、作っても、お下がりでも、無くてもOK☆
大切なのは女の子の健やかな成長を願う気持ちです。
ちらし寿司やお吸い物、ケーキや雛菓子などでお祝いしましょう。普段の日とは違う女の子のお節句として祝うことが、良い思い出に残ることでしょう。
ちなみに…冒頭のママ友は、製造元と量販店で見比べ、近所の製造元の楽天サイトで購入したそうです。楽天ポイントがガッツリついたそうです。
それでは、女の子も大人の女性も 素敵なひな祭りをお過ごし下さい。